風邪やインフルエンザなどの内科全般、脂質異常症(高脂血症)・高血圧・糖尿病といった生活習慣病、肥満、高尿酸血症(痛風)、気管支ぜんそく・花粉症などのアレルギー性疾患、肺炎・慢性気管支・肺気腫などの呼吸器疾患など幅広い疾患に対応します。
また、政策として厚生労働省が平成20年4月から開始した生活習慣病予防のための特定健康診査・特定保健指導にも積極的に取り組んでいます。
日本人の三大死因は癌・心臓病・脳卒中ですが、心臓病と脳卒中などの心・血管病を引き起こす主な原因は動脈硬化です。最近の研究で、肥満が様々な生活習慣病を引き起こし、それによって動脈硬化を引き起こすことが判ってきました。
健康診断で異常を指摘された、肥満を指摘された、コレステロールが高いと言われた、血圧が高いと言われた、血糖が高いと言われた、尿酸値が高いと言われた、最近体がだるい、食欲がない、特にダイエット治療をしているわけでもないのに体重が減ってきた、という方は是非ご相談ください。
また、動くと息切れがする、咳が止まらない、鼻汁が出るといった症状のある方、具合が悪いが何科にかかれば良いか分からないといった方などもいつでもお気軽にご相談ください。
肥満とは身体に脂肪が過剰に蓄積された状態のことを言いますが、それだけでは病気とは言えません。肥満によって健康障害を起こしているか、健康障害を起こしやすい肥満があり、医学的に減量を必要とする病態のとき「肥満症」と言います。現在のところ脂肪組織を正確にかつ経済的に測定することが難しいため、BMI(ボディ・マス・インデックス=体格指数)という数値を用いて、体重(kg)÷身長(m)が25以上の場合「肥満」と判定しています。
肥満と診断されたもの(BMI25以上)のうち以下のいずれかの条件を満たしているものについて肥満症といいます。
肥満かどうかは、体脂肪率で判断します。たとえ体重があっても筋肉もついて体脂肪が少なければ肥満とは言えません。逆にやせて見えるのに体脂肪が多ければ肥満ということになります。
まず食事療法 ⇒ 運動療法(食事療法とあわせて)⇒ 場合によっては薬物療法となります。
日常生活のパターンや行動の問題点を見つけて、自分で少しずつ修正していくことが大切です。
減量の基本は、消費するエネルギーよりも取り込むエネルギーを少なくすることです。まず、身長から1日の適正摂取エネルギーを算出します(ただし日常の活動量などによって個人差があります)。
1日に必要なエネルギーの目安は、標準体重1kgあたり25-30kcalの範囲で設定します。
標準体重
〔身長(m)2×22〕×25-30kcal
例えば、身長が168cmの場合、1標準体重=1.68(m)×1.68(m)×22≒62.1kg
適正エネルギーは、標準体重1kgあたり25kcalとすると、62.1×25=1552.5kcalで約1550kcalとなります。
肥満の治療には食事療法と運動療法が重要ですが、2つ併せて行うと効果的です。運動だけで減量しようとしても、食事でオーバーしたエネルギーを消費するには、現実的に無理があります。運動療法はリバウンドによって体脂肪が増えないように筋肉量を維持したり、エネルギーが筋肉で効率的に使われるようにする、いわば食事療法のサポート的役割を担っています。
短期集中型の無理なダイエットを行うと、目標達成後に気が緩んで元の食生活に戻ってしまったり、身体が少ないエネルギーに慣れて、基礎的なエネルギー消費量が減る「適応現象」が起き、体重や体脂肪が以前より増えてしまうことがあります。これを防ぐには、食事療法と同時に運動療法を行い、筋肉量を維持して消費エネルギーを高めることが大切です。
1日の摂取エネルギーを守っても、食事の回数やタイミングによっては減量効果が薄れてしまいます。
などを心がけてください。
いつ、何処で、何を、どのくらい、どんな状況で食べたかを書き留めてみると、自分でも気付かなかったことが色々と見えてきます。記録をつけて実際の量を客観的に把握し、そこから実際にどのくらい減らすことが可能かなど、ご自身でコントロールできることが望ましいと言えます。また、毎日同じような時間帯に体重を測定し、グラフにしてみましょう。その日行った運動や出来事、体調なども合わせてメモしておくと食生活全般を振り返る良い材料になります。
飲みすぎ、食べすぎやストレスなど、主に生活の乱れから起こる病気のことです。代表的なものに脂質異常症(高脂血症)、高血圧、糖尿病があり、最近増えています。
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満(内臓に脂肪が蓄積するタイプの肥満)に加え、脂質異常(トリグリセライドやHDLコレステロールの異常)、高血圧、高血糖が複数みられる状態を言います。ウェスト周りが男性の場合85cm以上、女性の場合90cm以上であることに加え、高脂血症・高血圧・糖尿病の3つに関する診断基準のうち2つ以上が当てはまればメタボリックシンドロームと診断されます。内臓に脂肪が蓄積する主な原因は、日常の飲食でエネルギーを多く摂り過ぎていることや、身体活動量の不足により消費エネルギーが少ないことです。そして、内臓脂肪型肥満は、脂質異常、高血圧、高血糖を引き起こす共通の引き金の一つにもなっています。
※上記①を満たし、②・③・④のうち2項目以上に該当すればメタボリックシンドロームと診断します
通常、メタボリックシンドロームに症状はありません。しかし、内臓に脂肪が蓄積した状態が続くと、脂質異常症(高脂血症)、高血圧、糖尿病などの生活習慣病に発展しやすく、自覚症状がないまま動脈硬化が進行し、脳卒中や虚血性心疾患などを発症する危険性も高まります。以前は「成人病」と呼ばれ中高年で発症すると考えられていた生活習慣病ですが、最近では発症が低年齢化し、若年者においてもその予備軍が多く存在するようになってきました。
まずは、自分がメタボリックシンドロームであるのかどうかを知るために検査を受け、メタボリックシンドロームと診断された場合には状態にあった生活習慣の改善を行い、必要に応じて適切な治療を受けることが重要です。当院では生活習慣病の予防と治療に重きをおいて診療を行っています。ご相談ください。
脂質異常症は血液中の中性脂肪(トリグリセライド)や、LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が基準より高い、またはHDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)が基準より低い状態のことを言います。以前は高脂血症と呼ばれていました。
様々な遺伝的要素や体質、食習慣、運動不足、肥満などが背景にあることが多いようです。
他の病気や服用している薬の影響を受けることもあります。
コレステロール値に異常がある(特にLDLコレステロール値が高い)と血管にコレステロールが蓄積され動脈硬化が進み、放置しておくと血管が狭くなったり詰まったりします。これが心臓で起こると狭心症や心筋梗塞、脳で起こると脳梗塞になり、突然死に至ることもあります。中性脂肪が高いと急性膵炎を起こすこともあります。家族性高コレステロール血症では皮膚やアキレス腱等に黄色腫が発現することもあります。
動脈硬化を進めないようにすることが治療の重要な目的です。まず食事や運動を含んだ生活習慣の改善を行い、動脈硬化による病気を起こすリスクが高いときには薬物療法が追加されます。
脂質異常症の予防・改善にはバランスの良い食事が大切です。まずは食生活の改善から始めましょう。普段の食生活を見直し、夜遅くに食べることは控えましょう。
身体が必要とするエネルギーより多く摂らないことが大切です。まず、身長から1日の適正摂取ネルギーを算出します(ただし日常の活動量などによって個人差があります)。
1日に必要なエネルギーの目安は、標準体重1kgあたり25-30kcalの範囲で設定します。
標準体重〔身長(m)2×22〕×25-30kcal
例えば、身長が165cmの場合、標準体重=1.65(m)×1.65(m)×22≒59.9kg
適正エネルギーは、標準体重1kgあたり25kcalとすると、59.9×25=1497.5kcalで約1500kcalとなり、3食で割ると、1食あたり500kcalという計算になります。
卵黄、内蔵、魚卵(いくら)、ししゃも、しらすぼし、イカ、タコ、エビ、肉の脂身、乳製品(バター、生クリーム、牛乳)
【鶏卵1個(50g≒210mg)、鶏レバー1串分(30g≒110mg)、牛肉方ロース脂身つき(100g≒90mg)】
揚げ物(天ぷら、海老フライ、とんかつ)、炒めもの、ピザ、親子丼、いくら丼、うな重、オムライス、マヨネーズやドレッシング、バターやマーガリンなど油が多く使われている料理。
脂肪は種類に関係なくエネルギーが高いので、肥満予防のためにも油を使った料理は控えめにしましょう。
コレステロールの蓄積を防ぐ食物繊維を多く含むものとして野菜、きのこ、海藻類、果物、豆、芋などが挙げられます。野菜、きのこ、海藻類は毎食2-3品、果物、豆類、芋類については1日1回を目安にして食べましょう。
LDLコレステロールを減らし、HDLコレステロールを増やすには、タンパク質として肉類より魚介類や大豆製品の割合を多目にすると良いでしょう。肉は鳥のささみがお勧めです。
油を使う場合は植物油(ベニバナ油、サラダ油、オリーブ油など)を少しにしましょう。
糖分の多いお菓子、ジュース、果物やアルコールを多く摂りすぎると血液中の中性脂肪が増えます。お酒は1日ビール1本(日本酒なら1合)程度に控え、夜寝る前は特に控えましょう。
高血圧症は、何らかの原因で血圧が基準値より高くなった状態をいいます。日本では3人に1人が高血圧と言われています。ほとんどの場合自覚症状はありませんが、頭痛や肩の凝り、めまいなどが起こることもあります。高血圧が続くと、全身の血管の動脈硬化が進み、様々な障害が生じてきます。突然、脳卒中や心臓発作を起こしたり、腎不全に進行することもあります。
外来での収縮期血圧が140mmHg以上、または拡張期血圧が90mmHg以上ある場合を高血圧と言います。
目標とする血圧は年齢や合併症によっても違いますが、まずは収縮期血圧140mmHg未満、かつ拡張期血圧90mmHg未満を目指しましょう。糖尿病や腎障害などがある場合には、収縮期血圧130mmHg未満、かつ拡張期血圧80mmHg未満と更に低い値を目指します。
高血圧症は、何らかの原因で血圧が基準値より高くなった状態をいいます。日本では3人に1人が高血圧と言われています。ほとんどの場合自覚症状はありませんが、頭痛や肩の凝り、めまいなどが起こることもあります。高血圧が続くと、全身の血管の動脈硬化が進み、様々な障害が生じてきます。突然、脳卒中や心臓発作を起こしたり、腎不全に進行することもあります
高血圧の9割は原因が明らかでない本態性高血圧です。しかし、遺伝的体質に食塩摂取過剰、肥満、アルコールの多飲、ストレスなど生活環境の因子が重なって起こると考えられています。
減塩や運動 といった生活習慣の修正を基本に、リスクの度合いによって薬物療法が加わります。遺伝的体質のある方も、食事や嗜好品を中心に生活習慣を整えることは重要です。
日本人の1日の平均食塩摂取量は11-12gと言われています。食卓で使う塩やしょうゆ、ソースの量を減らすだけでなく、加工食品や外食の回数を減らしたり、酸味や香辛料などを取り入れるなど、家での料理に一工夫することがポイントです。麺類は汁を出来るだけ残し、みそ汁などの汁物は1日1杯以下にしましょう。少しずつ塩分を減らし半減を目指しましょう。徐々に薄味に慣れることが重要です。
カリウムは、食塩の成分であるナトリウムを体外に排出させるので、しっかり摂りたい栄養素です。カリウムが豊富でナトリウムが少ない野菜類を毎食、果物は1日1回食べるようにしましょう。ただし、腎機能が低下している方は、カリウムの摂取を控える必要がありますので、医師に相談してください。また、果物の積極的摂取は摂取カロリーの増加につながることがあるので、糖尿病患者さんでは推奨されません。
肥満は心臓に負担がかかります。肥満がある場合には、減量するだけで血圧が下がることも多いので、減量を心掛けましょう。現在肥満がない場合でも、エネルギーを摂りすぎないようにしましょう。
激しい運動はかえって血圧を上昇させてしまいます。ウォーキング、軽いジョギング、サイクリングなど、マイペースで楽しんで出来る運度を行いましょう。
アルコールは、適量の範囲を守り、毎日飲まないようにしましょう(休肝日を作りましょう)。普段飲む習慣のない人やからだに合わない人は、あえて飲む必要はありません。
ビールなら中ビン1本(500ml)、日本酒なら1合(180ml)、ワインなら1杯、ウィスキーならシングル2杯もしくはダブル1杯(女性はこの半分から2/3)が適量です。
糖尿病はエネルギー源であるブドウ糖を有効利用させるホルモン(インスリン)の分泌が悪かったり、働きが低下している病気です。インスリンを作る膵臓のβ(ベータ)細胞が破壊されるために発症する「1型糖尿病」と、肥満や過食などが原因でインスリンの作用や分泌能が低下することにより発症する「2型糖尿病」があります。日本では糖尿病患者の99%が「2型糖尿病です」。
糖尿病と聞くと「尿に糖が出る病気」のように思うかもしれませんが、「血液に含まれる糖分(血糖)が多くなる病気」で、その状態が続くと血管に障害が出やすくなります。初期の段階ではほとんど無症状のため、血液検査をして初めて糖尿病と診断されることが多いのです。
こんな症状に注意!
糖尿病には自覚症状がほとんどありません。尿の量が多くなった、のどが異常に渇く、全身がだるい、食べているのに体重が減ったなどの症状がある場合には要注意です。
上記の①または②のいずれかが確認された場合、糖尿病型と判定されます。
同日に①と②を、あるいは日を変えて①を2回確認された場合などに糖尿病と診断されます。
空腹時血糖値(mg/dl) | 食後2時間値(mg/dl)もしくはブドウ糖負荷試験(OGTT)2時間値 | |
---|---|---|
正常型 | 100mg/dl未満 | 正常型 140mg/dl未満 |
正常高値 | 100mg/dl~110mg/dl未満 | |
境界型糖尿病 | 110mg/dl~126mg/dl未満 | 140mg/dl~200mg/dl未満 |
糖尿病型 | 126mg/dl以上 | 200mg/dl以上 |
HbA1C(NGSP値;国際標準値) = HbA1C(JDS値) + 0.4
HbA1c値は採血時点から過去約1~2か月間の平均的な血糖値を反映する検査値で、糖尿病の診断や健診、疫学調査などに広く使われています。
これまで日本糖尿病学会はJDS値を使用し、国内の研究成果に基づいて糖尿病合併症の予防などの観点からHbA1cの治療目標を提示してきました。しかし、JDS値を使用しているのは世界で日本だけで、JDS値が国際標準のNGSP値よりも表記上約0.4%低い値であり、0.4%の差が補正されないまま欧米の研究論文が日本に紹介されたり、誤って判断される危険性がありました。また、糖尿病の研究・調査や治療法開発は世界規模で行われており、このままでは日本の糖尿病研究・治療の進歩に大きな不利益を及ぼしかねないという観点から、日本糖尿病学会、日本糖尿病協会、日本糖尿病対策推進会議は2012年1月に、HbA1c値の表記を国際標準のNGSP値に切り替えることを発表しました。ただし、日常診療での混乱を減らしたり、過去のデータとの比較を行いやすくするため、糖尿病の診断基準に加え、コントロール目標・判定基準なども、従来の値をNGSP値に換算したものが用いられる事となりました。
糖尿病を治療せずに放置しておくと、様々な血管障害による合併症が出現してきます。網膜症、腎症、神経障害は糖尿病の三大合併症と言われています。他にも、動脈硬化を促進するために心筋梗塞、狭心症、脳卒中などが起こりやすくなります。また、足の血管に動脈硬化が起こると、血液の流れが悪くなり組織が破壊される壊疽が起こりやすくなります
治療の主な目的は、血糖のコントロールにより合併症を防ぎ、健康な人と変わらない活動的な毎日を長く続けられるようにすることです。治療は①食事療法、②運動療法、③薬物療法で行います。
過食や肥満などで低下したインスリンの働きを発症前の状態に戻すため、食事療法が基本となります。
食べ過ぎると糖を処理するためのインスリンをたくさん分泌しようとして膵臓に負担がかかります。これが長く続けばインスリンの分泌が低下し、さらに働きが低下します。また、食べ過ぎは肥満の原因となり、組織のインスリン感受性が低下します。
1日に必要なエネルギー量は、年齢、性別、身長、体重、活動量、血糖値、合併症の有無などによって一人一人違います。
運動するとブドウ糖の消費が増え、筋肉量が増えることにより組織でのインスリンの作用が高まります。また、肥満の解消にも役立ちます。
食事療法や運動療法を行っても血糖値が目標値まで下がらない場合は薬物療法を行います。
最初からインスリン注射による治療が必須です。
生活習慣の改善、食事療法を行っても効果が不十分な場合は、血糖値をコントロールする経口血糖降下薬(DPP-4阻害剤、GLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害薬、スルホニル尿素剤、糖吸収抑制剤、ビグアナイド剤、インスリン抵抗性改善剤)やインスリン注射を用います。
心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患を予防するためには血糖値をコントロールするだけでは不十分です。血中の脂質(LDLコレステロール、HDLコレステロール、トリグリセライド)や血圧にも十分注意を糸、治療することが必要です。LDLコレステロールや血圧の目標値は糖尿病でない人より低く設定されています。
高尿酸血症は、血液中に尿酸が多くなった状態を言います。尿酸塩(尿酸の結晶)が関節などにたまると激しい痛みを伴う炎症発作、いわゆる「痛風」発作を起こすことがあります。痛風は9割以上が成人男性に発症しますが、痛風の背景には持続する高尿酸血症があります。
先天性の代謝異常、造血器疾患、無酸素運動、アルコール過剰摂取、食事摂取過多、肥満など
遺伝的体質、無酸素運動、脱水、アルコール過剰摂取、肥満、腎不全など
尿酸値が高い人は、痛風だけでなく脳血管障害、心疾患、腎障害(痛風腎)、尿路結石など様々な病気を合併すると言われています。
治療は薬物でのコントロールが中心になりますが、以下のような生活習慣の改善も重要です。
エビ、レバー、干物など、尿酸の原料となるプリン体を多く含む食べ物を摂り過ぎないようにしましょう。
水分をしっかり取って尿量を増やし、尿と一緒に尿酸を排泄しましょう。1日の尿量が2000ml以上となるようにしましょう。
アルコールには肝臓での尿酸産生を亢進させ、腎臓からの排泄を低下させる作用があります。適量の範囲で飲んでいても尿酸値が高い場合は飲まない日を作るようにしましょう。
メタボリックシンドロームには高尿酸血症が合併しやすく、実際に日本でも高尿酸血症の人の8割が肥満、高血圧、脂質異常(高脂血症)、高血糖などの生活習慣病をもっていると報告されています。高尿酸血症も心血管系疾患(心筋梗塞、狭心症、脳卒中など)の危険因子に成り得るとの見方があり、肥満があれば早めに解消し、尿酸値を低めに保っておいた方が良いと思われます。